弓を動かす前に、これから弾く曲のテンポを感じましょう。

ところで皆さん、曲の弾き始めってどうしてます?

えっ、そんなの考えたことない?

ひょっとして、緊張して呼吸が止まってませんか?

 

チェロを始めたばかりの方の「初めて習う四分音符」ではどんな音を目指していただきたいかを以前から長々とお話してきましたが、次はその実技編にいきましょう。前回は実技編の第一回めとして「拍の数え方」をご紹介しました。こちら>>今回はその次。実技編の第二回めです。  

 

今回は、前回ご紹介したいろいろな拍の数え方(こちら>>)のうちの、「1つの四分音符を4分割して数える数え方 ・ち・と・お  ・い・と・お  ・ん・と・お」を使って、「と」「お」の部分を「感じる」練習をします。  

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拍の数え方いろいろ。

「くっきりした音」を出すには:

1. 音に「くっきりしたアタマ」をつけること

2. その為には、楽譜には書かれていないけれど、意識的に音と音との間に「すき間」を作ること

と、お話ししました。こちら>>

 

そして、次のステップとしていよいよ: 

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大きくても輪郭のない音 VS 小さくてもくっきりした音

今回は大きくても輪郭がないボワ~とした音より、小さくてもピリッとした輪郭のある音で弾いて下さい というお話です。

 

さて、チェロを始めたばかりの皆さん!チェロの練習って、まさに「一難去ってまた一難」。小さな小さな「できない→できた」の積み重ね、ですね。(だから大人には面白い!!)

 

そんな初心者の皆さんの中に、「もっとしっかり大きな音で響かせたい」と思って、ついつい弓を弦にグイっと押し付けて力任せにこすっている方はおられませんか。特に、「f(フォルテ)」なんて、楽譜に書いてあったら「とにかく大きい音を出すこと」に気を取られがちです。

 

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休符が書かれていないのに、音が切れて聞えてもいいんですか

四分音符の練習をしているときに、ふと、こんなことを思ったことはありませんか。

 

休符が書かれてないのに,こんなに音が切れててもいいのか」と、どこかで疑問に思っていませんか。

 

だから「音にアタマを付けること」(管楽器で言うところのタンギングをつけること)の練習をやっぱりどこかでなんとなく疑問に思い、クッキリした音を出すことをためらっていませんか。

 

さて、皆さんが薄々気づいていらっしゃるように、「弓を切って」ダウン→アップ→ダウン→アップと一音一音、音をスッキリ立ち上げながら(管楽器奏法のタンギングをつけるように)弓の方向を変えて弾くと、次のイラストのように音が切れて聞こえます。

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初めて習う「四分音符」の練習のしかた

初心者の皆さんが最初に習う「四分音符の開放弦」の音のイメージについて、2018-08-16から連続5回にわたってお話ししてきました。こちら>>

 

ところが、生徒さんから「とはいうもの、先生。。管楽器のような、タンギングを付けたような弾き方だと音と音の間に隙間ができてしまいます。楽譜には休符が書かれていないのに、音と音との間に隙間ができていいんですか。」というご質問がありました。

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リニアモーターカー型ボーイングとは?

前回は「飛行機型ボーイング」(「弓を飛ばす」という奏法で使うボーイング)を絵でご紹介しました。こちら>

 

今回は、四分音符を初めて練習しようとしている皆さんにまず覚えていただきたい弓の動き。次の「リニアモーターカー」の動きです。

 

止まっているリニアモーターカーは、動き出したあと、十分スピードが出ると車体が浮き上がります。浮くと軌道との摩擦が無くなるのでスピードが増します。そして止まるとまた地面に着きます。この時のリニアモーターカーが「弓」、灰色の軌道が「弦」です。

 

初心者の方が初めて習う「ゆっくりで連続した四分音符」はこちらの弓使いで弾きます。こちらは管楽器の奏法と同じ「タンギングを使った・音の立ち上がりがくっきりした」音です。 

 

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この弾き方の特徴は:

1. リニアモーターカーは、止まっているときには地球の引力で地面に張り付いています。

⇒ 音を出す前に弓が弦を、その弦に適した深さでつかんでいます。=音を出す前にすでに、弓がその弦に適した圧力をかけています。(前回の飛行機型ボーイングでは、弓が弦に接したその瞬間はまだ圧力をかけていません。音を出していきながら徐々に弦に圧力をかけていきます) 

 

2. リニアモーターカーは、走っている間はずっとその重さが地面に伝わり、十分スピードがでてくると浮き上がりさらにスピードが増します。

⇒ 弦が振動を始め、音の芯が十分に鳴るまでは弓で弦に程度な圧力をかけ続け、その後、弓を少し浮かし流すように動かすことで音の芯の周りに響きを作ります。

 

3. リニアモーターカーは、止まると地球の引力に引っ張られるように地面に張り付きます。

⇒ 弓は、磁石に引っ付くように弦に張り付き止まります。この張り付く時の圧力は 1.のスタート時と同じ、それぞれの弦に最適な圧力です。(細い弦はより弱く=より浅く、太い弦はより強く=より深く)

  

ではここで、もう一度リニアモーターカーの絵を見ながら弓の動きを見てみましょう。尚、この絵のリニアモーターカーの動きは、「奏者から見たダウン弓」が弦を震動させている様子です。

 

(説明文の番号は絵の中の番号に対応しています)  

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飛行機型ボーイングとは?

前回は「飛行機」と「リニアモーターカー」の絵を使って「初心者の音の出し方には大きく2種類あります」とご紹介しました。こちら>>

 

では今回は「飛行機型」の方をもう少し詳しく見ていきましょう。

冒頭の絵は、飛行機が滑走路に向かって高度を下げていき、滑走路をしばらく走った後にまた離陸していくようすです。飛行機が「弓」、滑走路が「弦」です。

しかし、こちらは残念ながら、初心者の方が初めて習う「ゆっくりで連続した四分音符」としては適さない「タンギングのない・音の立ち上がりがぼやけた」音です。  

 

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リニアモーターカー型と飛行機型:2つの異なる弓使い

 

前回はくっきりとした音とはどんなものか、音のイメージを絵で見ていただきました。こちら>>

 

今回は、くっきりとした音を出すときの弓の動き、右手のチカラの入れぐあいのイメージを絵で見ていただこうと思います。

 

今回の絵は、「飛行機の離着陸」と「走り出すと浮き上がるリニアモーターカー」です。

  

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くっきりした音のイメージとは?

前回は、「チェロを弾く練習を始めたばかりの方にまず目指していただきたい音は、柔らかな優しい音ではなくて、すっきり立ち上がるくっきりした音です」というお話をしました。こちら>>

 

今回はそのくっきりとした音のイメージを目で見ていただこうと思います。冒頭の絵はそれぞれよくある、2種類の音のイメージです。ひとつづつ解説していきますね。

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初めてボウイングの練習をするときは

今回のテクニックは、弓を持ってチェロの練習を始めたばかりの「超初心者」の皆さんの初めての音作り、そしてまた弦楽合奏などのアンサンブルを楽しんでおられる経験者の方が、リズムを刻むように弾く時にも必要なテクニックです。

 

チェロを始めたばかりの方が何とか弓を持てるようになったら、次はD線の開放弦を四分音符で弾く練習が始まります。皆が苦労する「弓の端から端までを使って、真っすぐ弓を動かす練習」はまだまだもっと先。ここでは先ず、スキっと立ち上がるポスターカラーのようなくっきりした音を目指しましょう。

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C線のハイポジションがきれいに鳴りません。

「C線のハイポジションで、「ボウワウ」と、しまりのない芯のない音が出てくるのです。もちろんウルフではありません。弓の圧力、スピード、左手指の押え圧など色々替えてみるのですがうまくいきません」というお悩みが寄せられました。

 

Ⅽ線はそれでなくても発音しにくいのに、その上にハイポジションとなるとさらにむずかしいものです。でも、ハイポジションを弾くようになるとこれは避けて通れないですね。ではこんなときどうすればいいでしょうね。

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ハイポジションでも下を向かないで

ハイポジションって、つい指板の上の指を見てしまいますよね。指を置くところにバッチリ目印のシールを貼ってあるかたはもちろん、貼ってないかたも見てしまいません?

でも、ここには落とし穴が。。。

ファーストポジションなら「いい姿勢」で弾けていても、ハイポジションになると背中が丸くなってしまうかたが多いようです。そうなると、姿勢が悪いために、力を入れても楽器が鳴ってくれません。

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「指板の近く」と「駒の近く」の弾き分け

今回は「指板寄り」「 駒寄り」の違いを意識して弾き分けてみましょう。

 

前々回は、思いっきり駒の近くを弾いてみることに挑戦しました。こちら>>

 

弓を常にまっすぐに動かすことができるようになったら、次のミッションは:

 

各弦それぞれ、

音の大きさや欲しい音質によって、

弓で擦る場所を意識的に変えましょう です。

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もっとカッコイイ音で弾きたい(その2 今、弦のどこを弾いていますか)

 

前回は遠くに音を飛ばす事ができる「耳」についてお話ししました。>>こちら

 

今回は「弦のどこを弓で弾いているか意識する」がテーマです。

弓が擦っている弦の場所に気をつけると、音質がとっても良くなります。

 

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メロディを、もっとカッコイイ音で弾きたい(その1.  自分の音が飛んでいくその先を聴きましょう))

 アンサンブルのチェロパート。曲も終盤にさしかかりやっと出てきたチェロのメロディライン。ここぞという時にとっておきのカッコイイ音で弾きたい。

 

でも、なかなかこれが思うようにはいきません。頑張って大きな音で弾いているのに指揮者や他のパートのひとから「チェロ、音が小さい」とか「私たちはこれ以上伴奏の音を小さくできません」とか言われてしまいます。

 

今回は「音量と音質」をレベルアップしたい方へのアドバイスです。

 

 

 

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もっと大きな音を出したい もっとアクセントをつけたい

 楽譜にアクセントや ff などが書いてあり、とても大きな圧力を持続的にまたは瞬間的に弓にかけたいときがありますね。低音の魅力いっぱいのメロディを弾くときも弦に大きなチカラをかけ続けることが必要です。

 

もともと腕力に自信のあるかただけでなく、指や腕にさほどチカラのないかたにでもカッコイイ、太い、パワーのある音が出せる方法があります。

ちょっとした体の使い方なんですが、これができるとびっくりするぐらいすぐに音が変わります。ぜひこの方法をお試しください。

 

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肩に力を入れないで弓に圧力をかける(その2 でも、あんまり圧力を感じられません。。。)

 

前回、弦の上で右腕を突っ張って体を起こす「腕立て伏せ」の動きをご紹介しました。こちらでもう一度>>

「右の指や手首などに大きな圧力を感じられます」と書きましたが、「う~ん、よくわかりません。。」というお声をいただきました。

 

今回はこれについてお話ししようと思います。

 

「よくわかりません」とおっしゃったかたの実際の動きを見せていただきました。

 

すると、

「腕を突っ張ってはいるけれども、体が後ろにのけぞっていくだけで、体の重みが効果的に弦にかかっていっていない。」

 

ということがわかりました。なるほど胸を張り肩は後ろに下がってはいくのですが、これでは間違いです。

「私もだわ」と思われるかたは次のことを意識しながらやってみてください。何かというと、

 

 

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音をきれいに立ち上げるには?

「チューニングするときのボウイング」も今回ではや4回目。 

はやく音を出したい気持ちをぐっと抑えて、一歩一歩基礎をつくっていきましょう。あと少しの辛抱です。

 

さて、座り方もバッチリ。(忘れた方はこちら) 

弦へ弓で圧力をかける方法もわかりました。(忘れた方はこちら)

 

では、いよいよ発音させてみましょう。

 

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チューブトレーニング でフォームを覚えましょう

前回、弓で弦に圧力をかけるとき どこに力を入れるか をお話しました。(こちら)

 

今回は同じ感覚を、楽器を持たずに感じてみましょう。

 

使うのは スポーツのトレーニング用の 「チューブ」 といわれる ゴム製の紐 です。

 

筋肉トレーニングなんてしたことない というかたなら 一番負荷の少ないのを1本 この際 購入してもいいかもしれませんね。美容と健康のためにも!! 

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