弓をまっすぐ動かす練習に使う「ラップの中筒」の取り付け方

大きく上半身全体を使って、弓を真っすぐ動かすイメージをつかんでいただくために、台所のラップの中芯を使う練習方法を以前にご紹介しました。今日は、その中筒を弦の上に固定する方法です。

 詳しい「弓を真っすぐに動かす練習方法」シリーズ(全8回)はこちらから>>

 

この練習では、弓が弦の上に取り付けた筒の中を動きます。弓を落とす心配が全くありません。

まだしっかりと弓を持てない、弓を落としそうでつい握りこんでしまう初心者の方の練習にぴったりです。また、もう一度基礎練習に立ち返りたい経験者にもお勧めです。弓を持つ右指や右手に気を取られることなく、肩甲骨から大きく腕を使うイメージ作りに集中できます。弓元や弓先のフォームの確認にも使えます。

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弓をまっすぐに動かす。(その8 イメージトレーニングを使って全弓)

前回は弓先をまっすぐに動かすイメージトレーニングをしました。

 

今回は全弓をダウン弓でまっすぐに動かすイメージトレーニングをしてみましょう。

 

注意:まだ弓先を使えるだけの指や腕の力がない初心者のかたは、無理に全弓の練習をしないでください。変なクセがついてしまったり、無理をして指や肘や肩を痛めることがあります。ここでは、奏者がすでに弓先でも音が出せるようになっていることを前提にしています。 

 

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弓をまっすぐに動かす(その7)練習方法あれこれ(その2 イメージトレーニングで弓先をまっすぐに動かす)

 

移動する練習はイメージトレーニングでやるとうまくいきます。

 

1. 終点での体(背中・肩・肘・腕・手首・指など全部分)の空間での位置を「3D」画像として覚えます。その時に感じる体の様子も覚えます。

 

2. そのイメージを頭の中に残したまま、体を出発点に戻します。

 

3. 体が自ら、出発点から一瞬で空間をワープするように終点へ移動します。

 

 フィニッシュの形からまるで動画を逆再生していくように、まずは1区間づつ練習します。

 

 

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弓をまっすぐ動かす(その6)練習方法あれこれ(その1 弓の軌道ではなく、到達地点を意識する)

 

前回は弓の正しい動きのガイドとして「細い棒」を楽器に取付け、それに加えて鏡も置きました。

もう一度復習するかたはこちら>>

いかがでしたか。 

鏡に映った弓の動きを目で追い、弾きながら修正するのはけっこう難しいですね。

  

弓をまっすぐに動かす練習だけではなく、もうちょっと上手になったら習う「ポジション移動」や「難しいパッセージ」など大きな、または複雑な動きを体に覚えこませる練習にはコツがあります。

 

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弓をまっすぐ動かす(その5)駒と平行に弾く

弓をまっすぐに動かす(その5)駒と平行に弾く

 

前回までは弦の上に筒を取り付け、その中に通した弓を動かして「まっすぐに動かすには体をどう使うと良いか」かを体験しました。

 

もう一度おさらいするかたはこちら>>

 

今回はいよいよ弓で弦を弾いて音を出しながら「まっすぐに動かす」に挑戦します。 

 

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弓をまっすぐ動かす練習(その4)弓先

 

さあ、いよいよ 弓先 にチャレンジしましょう。

 

肩幅が広い方、腕が長い方 なら、難なく弓先まで弾けてしまうと思いますが、肩幅もなく小柄な方の場合、弓先で「腕が届かない」というのが大きな壁ですね。

 

で、初心者の方がこんな時どうするかというとたいてい、肘を伸ばして肩を上げ、手首をそり返して右の人差し指に思いっきり力を入れて弓先を弦に押しつけます。

 

でも、しんどい割に音が出ません。

弓先をなんとか返せても、今度はアップボウもかすれて良い音が出ません。

そしてその後のダウンボウでも力が入って親指も突っ張って、弓を落としそうになります。。。

 

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弓をまっすぐ動かす練習(その3)弓元

前回は、ラップの筒芯を使って、弓の真ん中から少し先のあたりの弓の動きを練習しました。

 

肩と胸を開いて、肘を広げるんでしたね。もう一度復習されるかたはこちら>>>

 

 

[今回は「弓元」を練習しましょう。] 

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弓をまっすぐ動かす練習(その2)弓の真ん中~弓先近く

 

前回、ダウン弓をまっすぐに動かすには「胸を広げること」が大切ですというお話をしました。

 

そして、ダウン弓のときの胸と肘の開き方も練習しました。(前回の記事はこちらを参照してください。>>)

 

弓をまっすぐに動かすことに慣れるために楽器に取り付けて使う「弓の動きを矯正できる装置」が市販されています。

 

ですが、もっと手軽に「まっすぐ動かす」感じをつかんでいただける、「ラップの筒芯」を使った方法を思いつきました。

 

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弓をまっすぐ動かす練習(その1)まず、弓をまっすぐに動かすことができるフォームを身につけましょう

 

「弓が曲がってますっ」

「指板に寄りすぎですっ」

「指板と駒の間をあちこち弾いてますっ」

 

「はいはい、もう何度もレッスンで指摘されて分かってるんです。でも鏡に映してもどう曲がっているのかイマイチぴんとこないし、一度ついたクセが取れません。。。。」

 

 

そうですねぇ。

 

「まっすぐに動かす」をいうと初心者のみなさんは「弓が動く軌道」にばかりに気を取られがちですが、本当はその前に、「弓をまっすぐ動かすことができるフォーム」を身につけることの方が大切です。 

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音をきれいに立ち上げるには?

「チューニングするときのボウイング」も今回ではや4回目。 

はやく音を出したい気持ちをぐっと抑えて、一歩一歩基礎をつくっていきましょう。あと少しの辛抱です。

 

さて、座り方もバッチリ。(忘れた方はこちら) 

弦へ弓で圧力をかける方法もわかりました。(忘れた方はこちら)

 

では、いよいよ発音させてみましょう。

 

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チューブトレーニング でフォームを覚えましょう

前回、弓で弦に圧力をかけるとき どこに力を入れるか をお話しました。(こちら)

 

今回は同じ感覚を、楽器を持たずに感じてみましょう。

 

使うのは スポーツのトレーニング用の 「チューブ」 といわれる ゴム製の紐 です。

 

筋肉トレーニングなんてしたことない というかたなら 一番負荷の少ないのを1本 この際 購入してもいいかもしれませんね。美容と健康のためにも!! 

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弓で弦に圧力をかけるとは

弓で弦をこすろうとするとき

 

右の人差し指と親指に力を入れて弓と弦の接点を押さえつけていませんか。 

 

太いC線を弓先で弾こうとするとき

 

手が痛くなるほどがんばっているのに

弓に体重もかけているのに

ちっともいい音がしない 

 

なんてことありませんか。

 

 チューニングするときは 最小の力で 弦を振動させます。 

 

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弓が動く前に、右指に「ねちっと」を感じて

さぁ、みなさんが苦手な、開放弦をダブルで弾くチューニング・・純正律でのチューニングにトライ!!

 

目指すは、プロのようなかっこいいチューニングです!!!

  

今日は、前回に引続き「ステップ 2」

いよいよ、ボーイングです。

 

チューニングに必要な音を出すためには:

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チェロを弾く時のときの 座り方

さぁ、みなさんが苦手な、開放弦をダブルで弾くチューニング・・純正律でのチューニングにトライ!!

 

目指すは、プロのようなかっこいいチューニングです!!!

 

チューニングに使える音は、音のもつ響き、余韻の響きだけ。音の芯の部分ではありません。かっこよくヴィブラートかけて弾く時のあの太い音はチューニングには使えません。

 

チューニングに使えるボウイングをマスターしましょう。

 

 

 

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