音程がわかる印をつける(その6)ファーストポジション 1の指

今日は、1ポジションの1の指の場所に印をつけましょう。

 

この位置は、手の小さい女性にとって難しいしんどい位置です。

 

速いパッセージの中に出てきたり手を広げることに疲れてくると、どんどん音程が上ずってきます。

 

シールを貼って正しい音程を意識する習慣をつけましょう。

 

 

 

1. D線の「ミ」:

まず、A線の開放弦を頼りにしてD線の「ミ」の音を決めます。前回と同じようにダブルで弾いて正確に4度下になる位置に鉛筆で印をつけます。

 

2. A線の「シ」:

今度は、さきほど決めたD線の「ミ」を頼りにしてA線の「シ」を決めます。A線の「シ」はD線の「ミ」の正確に5度上になるところです。ダブルでとる左指がとっても難しい位置関係ですががんばってください。

 

3. G線の「ラ」:

D線の開放弦を頼りにして取ります。

 

4. C線の「レ」:

同じくG線の開放弦を頼りにして取ります。

 

5. 4つ全部印がつけられて、指板の上にそれらが真横に並んでいるのを確かめたら、その上にシールを貼ります。

 

これで第1ポジションの1の指「シ」「ミ」「ラ」「レ」の音程は完璧です!

長くなってきたのでこの続きはまた来週。

次はいよいよ、みんなが苦手な3の指の位置です。

 

3の指の位置を決めるためには「正確な1の指の位置」が必要です。次回までに「シ」「ミ」「ラ」「レ」の線をつけておいてくださいね。

 

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