Q.「音程の微妙な違い」を ビギナーが聞き分けるなんて 本当にできるんでしょうか。
A.できます!
今回はみなさんに「私にもできるんだ」を体験していただきましょう。
やり方は こうです。
1. A線の弦の一番上ぎりぎり端っこ のところを 写真のように、1の指で 思いっきり押さえます。
押さえる指は、「指板の一番上の端っこにある、弦が乗っている台」と「弦」の両方にまたがって押さえるつもりで ぎりぎり端っこを押さえます。
指板に弦をつけることはできないとは思いますが、ぐいっ と力を入れてください。
2.左指は力いっぱい押さえたまま、右手できれいにチューニング用の音を出します。
指で押している弦だけ弾きます。
3. 右手できれいな音をゆっくり出し続けながら、左指で今押さえているところを、少しずつ音程が高くなるようにずらしていきます。
押さえる力をいれたまま、指をずらしていきます。
秒速1ミリメートルぐらいの速さです。
2~3センチも動かせば十分です。
だんだん音程が高くなっていきますね。
ねっ、「微妙な音程の違い」って結構聞き取れるものでしょ。
押さえている場所を何度も上げたり下げたりして、
音程の変化に集中して、しっかり聞き取ってください。
左手には力を入れるけれど、右手はいつもの脱力ですよ~
次回は、右手で2本の弦をダブルで弾いていきます。
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