アジャスターってどっちに回せば音が高くなるんですか?

「アジャスターってどっちに回せば音が高くなるんですか」は、初めてアジャスターをさわる方から必ずといっていいほど尋ねられる質問です。

 

これはアジャスターを何度もグリグリ回しているうちに自然とわかってくるのですが、アジャスターの仕組みがわかっていたら初めての方でも迷うことがないので、今日はこれを取り上げようと思います。

 

 さて、アジャスターには2つのタイプがあります。

 

1つは、上の写真のように「アジャスターが必要になった時、必要な弦にだけ後からテールピースに取り付けるタイプ。」

 もうひとつは、「テールピースに初めから備え付けられているタイプ」です。

 どちらのタイプも動く仕組みは同じです。 

 

では、下の写真(後から取り付けるタイプのアジャスター)でアジャスターの造りを説明します。

 

みなさんがグリグリ回す 黒いネジ と青で示した、L字型の部品 が大切な役割をしています。

 

・L字部品の一方の端は ネジの足に押される役目 をします。

・もう一方の端には 弦の端が止めつけられています。

・そして、L字の形の直角に曲がっているところを 回転軸 として回転するように作られています。  

 

では次に、アジャスターで音程が変わる仕組みを説明しましょう。

1. アジャスターのネジを締めていくとネジがだんだん中に入っていって、ネジの足が下に飛び出すようになってきます。(黄色の↓)

 

2. 青で示したL字型の部品 の一方の端を ネジの足が下へ押すことによっ L字型部品は点線の位置から実線の位置へと移動します。

 

3. ネジの足に直接押されているところが下がっていくので L字部品のもう一方の端(上部) は倒れるような方向に動くことになるのです。 

 

4. L字部品の上部の端には弦の端が止めつけてあるので、この部分が倒れることによって、弦が引っ張られていきます。

 

5. 弦は引っ張られると音程が上がります。

 

ということで、ここまでのアジャスターと弦の動きを言い換えると: 

ネジを締める(右にまわす)と 弦の音程が上がる 反対に

ネジを弛める(左にまわす)と 弦の音程が下がる 

というわけです。

簡単でしょ。

 

 

 

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