読者のみなさまへ
いつもこちらの「チェロ初心者のためのやさしい紙上レッスン」をお読みくださりありがとうございます。このページはもともとは、私の教室に通ってきてくださっている生徒の皆さんのために、レッスン内容の備忘録として書き始めたものです。ですが思いがけなく、私の生徒以外の皆さんにも読んでいただき、貴重なご意見まで寄せていただけるようになってまいりました。
皆様のご厚意は本当にありがたく心より感謝申し上げます。
そこでただいま、読んでくださっている皆様のご期待にもっと沿ったものになるよう、内容や配信のしかたを見直す準備を始めております。
つきましては、チェロ初心者のかたがどんなことに疑問をお持ちなのか、今後の紙上レッスンの内容、配信方法などへのご意見やご希望をお伺いいたしたく、アンケートを作成いたしました。3分ほどでお答えいただけるような内容です。ぜひこちらのアンケートから皆様の声をお聞かせいただければ幸いです。お寄せいただいた貴重なご意見を今後の参考にさせていただきたいと思います。
紙上レッスン再開のお知らせをいち早くお伝えできるよう、アンケート内にメールアドレスをお書きいただければ幸いです。
アンケートにお答えくださった皆様全員に、ささやかではございますがお礼といたしまして、対面/スカイプの30分無料体験レッスンをさせていただきます。無料体験レッスンをご希望の方は、ご希望の日時などがございましたら、アンケートの末尾にお書き添えください。
「チェロ初心者のためのやさしい紙上レッスン」リニューアルに伴い、誠に勝手ではございますが、毎週木曜日に実施してまいりました記事の更新は今回をもってひとまずお休みとさせていただきます。
いままで私の「チェロ初心者のためのやさしい紙上レッスン」を応援していただき本当にありがとうございました。リニューアルされた紙上レッスンをぜひお待ちください。
なお、
当紙上レッスンのバックナンバーは、
今後もそのまま、今までどおりこちらの「チェロ初心者のためのやさしい紙上レッスン」からいつでも読んでいただけるようになっております。
バックナンバーの記事の内容に関するご質問やご意見も、
今後もいつもどおりお受けいたしますので、ご遠慮なくこちらの送信フォームからお送りください。メールやスカイプでお返事をさせていただきます。
こたかむつみチェロ教室主催のチェロパーティー・親睦会・勉強会・ホームぺージの「チェロ初心者のためのやさしい紙上レッスン」更新再開などの今後の開催予定は、
当教室ホームページのトップページや当教室フェイスブックなどでご案内いたします。
また、当教室からの各種ご案内をメール配信でご希望の方は、
こちら「無料相談・体験レッスン」の送信フォームからお申し込みください。頂いたメールアドレス宛てにいち早くご案内させていただきます。
それでは、次回の更新を楽しみにお待ちください。
怪我をなさらないように、これからも楽しいチェロライフをお楽しみくださいね。
こたかむつみ
寒くなってきましたね。皆さん元気にチェロを楽しんでおられることと思いますが、練習の前後にウオームアップやクールダウンをしていらっしゃいますか。
この季節、練習室は寒~く、
ケースから取り出した楽器は冷た~く、
自分の手も冷た~く、
おまけに、毎日練習のできない「週末チェリスト」だと、手を広げたり、肩回りを動かすのも久しぶりです。 そのうえ、やっと練習時間を確保したと思ったら, 近隣騒音防止の取り決めのため後30分しか音が出せない!!なんてことも。焦りますよね。
そんな時がアブナイ。慌てていきなり難しいところから練習することは、怪我のもと。チェロの練習もスポーツと同じで、手や肩などがまだ冷えているのに急に大きな力を加えると、体を痛めます。どんなに急いでいるときでも、弓を持つ前にストレッチをしたりチェロを弾くのに使う関節を動かしたりしておきましょう。個人レッスンやアンサンブルなど他の人と一緒の場面では、弾く時間の前に早めにウオームアップを始めて、体が十分温まった状態で音を出すようにしましょう。
ストレッチや柔軟体操した後も、いきなりフルパワーで弾き始めるのもアブナイアブナイ。体に負担の少ない動きから少しづつ負荷を増やした動きへと進めてくださいね。そして必要なら、気になる部位にテーピングをして練習してください。
楽器を持った後も体がしっかり温まってくるまでは、次のことに気をつけてください。
・大きな音を出さない
・手の小さい方は、拡張型(広い形)の手の形の時、いきなり頑張って手を広げない
・大きなポジション移動をしない
・大きな移弦をしない
・速く弾かない などなど。
音階練習などで右手も左手も少しずつ温まってきてから、その日のメインの練習をしっかりします。
練習した後も楽器を片付けたら、軽くクールダウンします。ストレッチ、柔軟をしてその日使ったところをいたわってあげてください。必要ならアイシングもします。
私のような歳になると悲しいかな、一度怪我をするとなかなか治りません。一度の不注意で、そのあと何か月も痛みを抱えることになってしまいます。
寒い季節は体のメンテナンスに特に気をつけて、この冬もチェロライフを楽しんでくださいね。
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1つ前の記事へ>>2019/01/24 弓を「シーソー」だと思うと移弦も簡単です
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チェロ以外のほかの楽器のレッスンもぜひ聴いてみたいですね。特にヴァイオリンやヴィオラ、コントラバスなど弓を持って演奏する弦楽器なら、右手の使い方や左手の使い方、体の使い方など、基本は同じです。「これをチェロならどうするかな」と自分の頭の中でチェロ語に翻訳しながら聴いてみましょう。
でも、「違う楽器のレッスンに行ってもどこをどう聴けばいいのかさっぱりわかりません」という方もいらっしゃると思います。そんな方のために、「チェロ以外の弦楽器の公開レッスンを聴くコツ」みたいなものをいくつかご紹介します。
1. 楽器演奏の初心者の方は、まずはとにかくたくさん良いものを見て聴いてみましょう。
いままで弦楽器の演奏をあまり聴いていなかった方にとっては、ハイレベルな演奏をする生徒の演奏は「どれも同じように素敵!」としか思えないと思います。でも、それでOKです。まだ小学生なのに大人の音楽を聴かせてくれる生徒さんたちの演奏をたくさん聴いて、他の弦楽器の魅力を楽しんできてください。
2. 弦楽器の演奏をたくさん聴いたり見たりしてくると自然と、自分の中に「好み」ができてくると思います。歌わせ方の好みだったり、音質の好みだったり、曲の好みだったり、衣装の好みやお辞儀の仕方、舞台への出入りの時の歩き方の好みもあるでしょう。演奏の中にそういう自分の好みを見つけてみましょう。演奏者の中に「これ、いいなぁ」をたくさん見つけてみましょう。
「こういうのが好き」ができてくると反対に「う~ん、これは。。」というのも出てくるかも。自分の中にそれができてきたら、あなたの目と耳がステップアップした証拠です。
さて、ここまでなら「素敵な演奏を聴いて幸せな気分に浸るいつもの演奏会」と同じですね。
せっかく「公開レッスン」を聴くチャンスがあるなら、今度はちょっと背伸びしてみましょう。
3. 弦楽器初心者の方の場合、「いくら聴いてもやっぱり、どの演奏も同じぐらい素敵で違いがわかりません」かも。でもご心配なく。「何が良いのか」、どこをどう聴けば、どこをどう見れば「良いと良くないの違い」がわかるのか、を教えてくれるのが「公開レッスンでの先生のアドバイス」なんです。
では実際の公開レッスンとはどんなレッスンなんでしょうか。
公開レッスンでは先生と生徒の間では次のようなやり取りがされます。
① 「そこはもっとこういう風に弓先で」というアドバイスを先生が生徒にするとします。
例えそれがヴァイオリンのレッスンであっても、そういう時にそうした方が良いのは、チェロでもたいてい同じですから、ここからが見どころ聴きどころです。
② 先生が実際にお手本をやって見せてくださることもあるでしょう。
③ そうしてそのアドバイスを受けて、生徒がそこを今度は「もっと弓の先の方で」弾き直してみます。
④ するとあ~ら不思議、その適切な弓の位置で弾いたとたんに、同じ音を弾いているのにさっきより音楽がもっと優しくなったり、もっとイキイキしたり、もっと軽くなったり。全く別物の音楽が自分の楽器から出てきました。
⑤ こうして生徒は「良いものとは何か」や「良いと良くないの違い」に気づくことができます。「もう一つ上の音楽表現」というものを自分の引き出しに加えることができるようになり、そのためのテクニックも知ることになるのです。
4. そうやって、レッスンしてもらっている生徒も聴講しているあなたも、「さっきまでの弾き方で十分ここの音楽を表現できていたと思っていたけど、ほんとだわ、私のさっきのやり方だと足りないわ。こういう個所はこういうふうに弓を使うともっといい感じになるんだなぁ。」と知るわけです。
そして、もし今後これと同じような場面に出くわしたときに応用できるようになるんですね。
先ほど例に挙げた弓使いは右手ですが、「左手の使い方」や「体の使い方」でも同じようにチェロに応用できます。
次回も引き続き、弦楽器のレッスンの聴講をするときのコツをお話しします。
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次の記事へ>>2018/03/01 公開レッスンを聴講するコツ(その2 気持ちと動き を真似してみる )
1つ前の記事へ>>2018/02/15 なぜ私の楽器だけ、弦がこんなにも緩むんですか
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「こたかむつみチェロ教室」のホームページをご覧いただきありがとうございます。
11月1日より新しいホームページをご覧いただけるようになりました。
これからも、「こたかむつみチェロ教室」をよろしくお願いいたします。
11月より新しいレッスンコースといたしまして、「自宅では練習してこなくてもいいコース」を開設しました。
忙しくて自宅練習ができない方、
でもいつかはチェロが弾けるようになりたい方、
そして何より、コツコツと努力を積み重ねていくことが得意な方、
におすすめです。
楽器演奏の習い事には「レッスンに通うだけではなく、自宅でも自主練習することが大前提」という従来からの暗黙のお約束がありました。そしてこれが生徒さんたちには大きなプレッシャーにもなっていました。
でも生徒さんが、週一回以上の頻度で定期的にレッスンに通ってきてさえくだされば、家で自主練習してこなくても上達できることが私のいままでの経験からわかっています。ならばこの際開き直って(?)「自宅では練習してこないことを前提にしたレッスン」ということにすれば、生徒の皆さんが心から楽しく「マイ・チェロとの素敵な休日」を過ごしていただけるのではと考えました。
ただもちろん、自宅で自主練習する方に比べて進度は遅いです。「亀」並です。でも、最後に勝ったのは・・・・・カメでしたね。
「こたかむつみチェロ教室」では生徒さん一人ひとりのご希望に沿ったレッスンをこれからも続けていきます。
お気づきになった点やご要望などは、今まで通りお気軽に講師にお伝えください。
今後ともよろしくお願いいたします。
こたか むつみ
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次の記事へ>>2017/11/09 G線ってD線より重いです。ちゃんと弾き分けていますか。(その1. D線とG線の手触りの違いって?)
1つ前の記事へ>>2017/10/26 いま、チェロアンサンブルが楽しい!
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和歌山県立図書館2Fのメディアアートホールで行われたヴァイオリンの公開レッスンを聴講しました。
講師は東京藝術大学学長の澤和樹先生、伴奏ピアノは同じく藝大で教えておられる村田千佳先生、生徒は小学校4年生から中学校2年生までの子供たち8人です。
はじめに藝大4年生で2014年の第19回J.S.バッハ国際コンクールで優勝された岡本誠司さんによる”30分のランチタイム・コンサート”がありそのあとに公開レッスンが行われました。
同じ弦楽器なのでとっても興味深い内容でした。
音楽的なことはそのまま、またテクニックもチェロ語に翻訳(?)して聴くことで一つ一つが参考になりました。
またピアノ伴奏がすばらしく、アンサンブルの勉強もさせていただきました。
和歌山にいるとなかなかこういう勉強の機会がありません。
今度はぜひ和歌山でチェロの公開レッスンを聴いてみたいです。
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ホームページもだんだんできてきました。
きょうからブログもはじめられるようになりました。
これからもよろしくおねがいします。